寝ヨガ実践の注意点

 

効果を最大限に引き出すために、そしてなにより安全に行うために、ヨガには必ず守らなければいけないことがあります。これは昔からずっと大切に守られてきています。

 

食後はできれば2時間以上あけて、内臓に負担がかかり、痛める原因を避けましょう。身体を締め付けない楽な服装で行います。ふるえるほど、あるいは激しい痛みを感じるほど無理をしない。心臓にも負担がかかるので、入浴後すぐは避けてください。当然、生理中や体調の良くない時は無理をしないようにしましょう。

 

また、人によりますが、40歳以上ではじめてヨガをする場合も無理は避けてください。高血圧の人は逆転系(頭を下げる)アーサナ(ポーズ)は避けましょう。また、実践する環境も非常に大切で、換気の行き届いた部屋で行うようにしましょう。

 

そして、ポーズの後には必ずシャバアーサナ(弛緩のポーズ)を行います。ヨガと体操の最大の違いは筋肉を鍛えることを目的としていないことで、交感神経と副交感神経が交互に優位になるように、筋肉に緊張を与えた後は必ず弛緩させてください。

 

その他の注意点としては、ひねり系のアーサナ(ポーズ)を実践する時は必ず、左右とも行います。あとは人と比べず自分の内面に注意を向けることです。

 

ヨガの効果には完璧なポーズができていないとヨガの効果がないわけではなく、さらに体が堅くても、効果はあります。大切なことは決して無理をせず楽しくヨガを実践することです。